特定調停

特定調停の解決事例

きわみ事務所に特定調停を相談し、借金問題を解決された方の解決事例です。特定調停によって借金が減り、無理なく返済できるようになった事例をご紹介します。

Case1.特定調停により借金を圧縮できた事例

依頼人
Gさん(30代男性)
分類
特定調停
借金期間
10年
借金残高
400万円(6社)
借金理由
ギャンブル
毎月の返済額
30,000円

特定調停を相談するまで

ギャンブルにはまってしまい、借金を繰り返していたGさん。気づいたら借金が増えすぎ、返済額が毎月のお小遣いのほとんどを占めるようになってしまいました。そのうえ、友人の結婚式など臨時の出費がかさみ、お金がなくなってしまったことから、「借りてもすぐに返せばいい」と消費者金融からお金を借りてしまったのです。そのうち返済が遅れだし、ついには債権者から訴訟を起こされてしまいました。「このままでは。自分だけでの返済が難しい」と判断され、ご相談をいただきました。

特定調停による結果

状況を調査したところ、借入先6社のうち、訴訟を起こしたのは1社だけだということが判明しました。弊所から、「訴訟外での交渉に応じてほしい」旨を伝えたところ、特定調停による話し合いに応じてもらえることになりました。
また、他の1社について、55万円の過払い金が発生しており、そこから当事務所への報酬金を差し引いた20万円を相談者さまに返還できました。特定調停を承諾した金融業者は、借入残高の45万円について、毎月3万円(分割払い)で支払うことで合意が成立しました。他の金融業者についても、引き直し計算で債務を減額したうえで分割払いとする返済計画を提案し、相談を受けてから4ヶ月後ですべての対応を終了しました。

特定調停を終えて

まずは借金の状況を精査することで、過払い金の有無が確認できます。そうすることで、今まではお金が足りない分は借金をしていた相談者さまが、毎月の自分のお金で生活することができるようになりました。ご友人との交際にも余裕が持てるようになったようです。

まとめ

ある程度長い期間の借り入れがある場合は、過払い金を請求できる可能性が高いです。2007年よりも前に借金をしたことがある人は、過払い金の確認だけでも行った方がよいといえるでしょう。さらに、特定調停を行うことで、残った借金を長期分割払いで対応可能になります。毎月の返済額を減らし、余裕をもって生活ができるようになるでしょう。

弁護士法人きわみ事務所
代表弁護士 増山晋哉
登録番号:43737

昭和59年大阪府豊中市生まれ。平成21年神戸大学法科大学院卒業後、大阪市内の法律事務所で交通事故、個別労働紛争事件、債務整理事件、慰謝料請求事件などの経験を積み、平成29年2月独立開業。

きわみ事務所では全国から月3,500件以上の過払い・借金問題に関する相談をいただいております。過払い金請求に強い弁護士が累計7億円以上の過払い金返還実績を上げていますので、少しでもお困りのことがあれば無料相談をご利用ください。

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