過払い金

過払い金請求しても住宅ローンや車のローンは組める?過払い金とローンを解説!

過払い金請求で気になるのが、ローンとの関係です。過払い金を請求すると、ローンを新たに組めないのではないか?今のローンに悪い影響があるのではないか?と不安に思う人もいるでしょう。

実は、過払い金請求自体はローンに影響は基本的にありません。ただ、過払い金請求の仕方に気を付けないと、ローンに影響がある可能性もあります。

今回は、過払い金請求後にローンが組めるかローンが組めないか、既にローンを組んでいる人が過払い金請求できるかを詳しく解説していきます。

目次

過払い金請求をしてもローンは組める!

過払い金請求をした後、身の回りの日常生活でどのような変化があるのでしょうか。

新たに借り入れしたい、ローンを組んで住宅や車を購入したいと思うときもあるでしょう。例えば、「過払い金請求を行うと、ローンが組めなくなる」あなたは、こんな噂を耳にしたことはないでしょうか?

実は、過払い金請求後でも住宅ローンや自動車ローンを組むことができます。具体的には、完済した借金に過払い金請求を行っても、ローンを組むことができます。一方、借金を返済中の人は過払い請求後に借金が残っている場合は注意が必要です。

ここからは、過払い金の返済状況ごとに解説していきます。

過払い金請求後にローンを組むときは?

借金を完済している人も返済中の人も過払い金請求をした後に、ローン組むことができます。ただし、借金を返済中の人がローンを組むには、条件がつくことがあります。

その理由を返済状況別に詳しく解説いたします。

完済していれば過払い金請求後もローンは組める

借金を完済していて過払い金請求をする場合は、ローンを組むことができます。なぜならば、借金を完済していれば過払い金請求を行ってもブラックリストに載ることはないからです。

住宅ローンや自動車ローンを組むときには、信用情報機関を照会します。そこでブラックリストに載っていると、ローン審査に通りません。しかし、完済後の過払い請求であれば、ブラックリストに載らないので問題なくローンを組むことができます。

完済後の過払い金請求で気をつけること

ただし、過払い金請求には時効があります。最後に取引をした日(返済が終了した日)から10年経過していると、過払い金請求が難しくなりますので注意が必要です。

ですので、きわみ事務所へ早めにご相談ください。

返済中だと過払い金請求後にローンは組めない?

借金を返済中に過払い金の請求をした人は、戻ってきた過払い金で借金が完済できる場合があります。そうすれば、返済中であっても完済したことになりますのでローンを組むことができます。

なぜなら借金を完済したことになりますので、ブラックリストに載ることもありません。

しかし、戻ってきた過払い金で借金が完済できない場合は、ローンを組みづらくなります。

過払い金で完済できないとローンは組みづらくなる

返済中の借金を過払い金請求しても、借金が残ってしまう人(過払い金で借金を完済できない人)はローンを組むことが難しいでしょう。

借金が残ると任意整理という扱いになりますのでブラックリストに載ります。ブラックリストに載ると住宅ローンや自動車ローンの審査に通りにくくなります。

下記に当てはまる場合は、ローンが組めない場合がありますので注意が必要です。

  • クレジットカードのキャッシング枠とショッピング枠の利用がある場合

クレジットカードのキャッシング枠とショッピング枠の両方を利用している人は、返還された過払い金でキャッシング枠とショッピング枠の両方を完済できなければ、借金が残ります。

借金が残ると任意整理という扱いになるので、ブラックリストに載ります。ブラックリストに載ると住宅ローンや自動車ローンの審査に通りにくくなり、ローンを組むことが難しいでしょう。

どうしても過払い金請求をしてローンを組みたい場合は、取り戻した過払い金でキャッシング枠とショッピング枠を返済してから、過払い金請求をすればローンを組めるかもしれません。

返済中で過払い金を請求してから新たにローンを組むためには?

現在借金を返済中で過払い金を請求しつつ、ローンを組むことは可能です。取戻した過払い金で、借金をすべて返済できればローンは組めるのです。

ただ、もし過払い金で借金をすべて返せたとしても、ローンの審査に影響が出るケースがあります。なぜかというと、「過払い金請求をした」という記録が業者内で共有される「社内ブラック」として記録されてしまう可能性があるからです。

社内ブラックとして記録されるのを避けるためにはどうすればいいのでしょうか?この問題を防ぐには、過払い金の請求と、新たに組むローンの審査をする時期をずらすことが必要です。過払い金を請求して借金を完済してから、ローンを組むという順序を守るようにしましょう。

銀行のカードローンで過払い金は発生する?

結論から言うと、銀行カードローンでは過払い金は発生しません。銀行は、法律が改正される前の2010年以前の取引であったとしても、適法な金利で貸付を行っていたため過払い金が発生しないのです。

現在カードローンでの借り入れでは、銀行カードローンの割合が増えています。テレビやCMなどを見ても、大手の銀行がキャッシングサービスをPRしているのもその傾向ですよね。

この背景には、過払い金とは別の「総量規制」という制度が関係しています。銀行は、この総量規制の対象外となっているため、銀行のカードローンを組む人の数が増加傾向となっているのです。ただし現在は、総量規制と同じような自主規制を行っている銀行が多いです。

今組んでいるローンに過払い金請求は影響しない

いま住宅ローンや自動車ローン等を組んでいて、過払い金請求をしてもローンへの影響はありません。

過払い金請求をすることによって、住宅や自動車がなくなることもなければ、一括返済を求められることもありません。また、ローンの契約条件を見直しされることもありませんのでご安心ください。

住宅ローンや自動車ローンに過払い金請求は難しい

過払い金とローンについて、「ローンは過払い請求の対象になるか」という質問が多くあります。結論からいうと、住宅ローンや自動車ローン等の金利は、利息制限法の範囲内がほとんどで過払い金請求を行うことが難しいです。

過払い金は「利息制限法の上限金利15%~20%以上の金利で取引している」と発生している可能性がありますが、住宅ローンや自動車ローンは以下の通り、金利が低いので過払い金が発生している条件を満たしていません。

  • 住宅ローン金利:約0.3%~約2%
  • 自動車ローン金利:約2%~約10%

利息制限法の上限金利

  • 元本が10万円未満:年利20%
  • 元本が10万円以上100万円未満:年利18%
  • 元本が100万円以上:年利15%

過払い金請求とローンで悩んだら弁護士に相談を!

過払い金請求してもローンが組めるかどうかは場合によって異なり、借金を返済中の人は任意整理という扱いになるかどうかで決まります。

任意整理という扱いになるかどうかは、返還された過払い金で借金が完済できるかが一つの目安になります。もし、返還された過払い金で借金が完済できれば、任意整理という扱いにはなりませんのでブラックリストに載ることもなく、ローンを組むことができます。

また既にローンを組んでいて、過払い金請求してもローンへの影響はありません。

過払い金請求には時効がありますので、弁護士等の専門家に相談することを強くお勧めします。
きわみ事務所では過払い金の無料診断いたします。過払い金診断や過払い金計算をしただけでは、ブラックリストに載ることはありません。ですので、きわみ事務所の無料相談をご活用ください。

弁護士法人きわみ事務所
代表弁護士 増山晋哉
登録番号:43737

昭和59年大阪府豊中市生まれ。平成21年神戸大学法科大学院卒業後、大阪市内の法律事務所で交通事故、個別労働紛争事件、債務整理事件、慰謝料請求事件などの経験を積み、平成29年2月独立開業。

きわみ事務所では全国から月3,500件以上の過払い・借金問題に関する相談をいただいております。過払い金請求に強い弁護士が累計7億円以上の過払い金返還実績を上げていますので、少しでもお困りのことがあれば無料相談をご利用ください。

過払い金で気になる項目を徹底解説!へ戻る

過払い金で気になる項目を徹底解説!

借金問題の解決方法